リブリーザーは複雑だから組み立て手順を復習しておこう。講習でお渡ししたチェックリストをひとつずつ確認しながら丁寧に組み立てていってほしい。 用意するもの スクラバーとスクラバーカートリッジ 1/3ずつ詰めていく。隙間ができないようにトントンと叩きながら詰める。 ボトムカバーにカートリッジを乗せる。軽く抑えてOリングが入った手応えを感じる。 トッププレートをはめる。 カートリッジにハウジングを被せ、上から軽く抑える。Oリングまで入った手応えを感じる。ネジの位置を間違えないように。 横に倒して4本のネジを均等に、交互に締めていく。 きちんと締めてもプレートとハウジングの間には隙間ができる。隙間なくぴったり密着している場合はトッププレートの赤いOリングが入っていない可能性大。 蛇腹ホースを左右とも取り付ける。どのホースでも同じ。 電子モジュールを取り付ける。硬くて入りにくい場合はOリングがはみ出している可能性大。全体を均等に押し込むことで防ぐ。 シリンダとファーストステージを取り付ける。ダイバーの右肩に酸素が来るように。 ハーネスとウィングの取り付け。本体を倒して、邪魔なホース類は全て跳ね上げておく。 まずはウィングをボルトに通す。 ウィングの上にハーネスを取り付ける。 カウンターラングの取り付け。 カウンターラングがズリ下がらないように上部を固定する。おじさんはハーネスのベルトで固定するが、標準品はバックル留めになる。 自分の右にOPV付きのカウンターラングがくる。おじさんのはテック仕様なので標準仕様にはないバルブが左右に一つずつついている。 Tポートを取り付ける。ポート内の壁の位置に注意。写真では右肩のポートの壁は見えておらず、左肩のポートの壁ははっきり見えている。 蛇腹ホースをTポートに取り付け。おじさんの左ホースは短く、CPOD(本体から独立したセンサー)を取り付けている。最高! マウスピースのマッシュルームバルブの確認。左右とも点検。弁がないとガスが循環しない。 マウスピースに蛇腹ホースを取り付ける。ホースに捩れが生じないように気をつけながら、Tポートに取り付ける。 ネガティブループチェック。蛇腹ホースが思いっきり縮むようにループ内のガスを吸い上げてマウスピースをOCにする。しばらく観察。ホースが縮んだままなら合格。伸びちゃったら、、どこかから空気が入った証。組み直し。 レバーをCCに切り替えると、ブホッという音と共に蛇腹が伸びる。音はしないし蛇腹は最初から伸びていた場合はどこかから空気が侵入した証拠。水中では空気の代わりに水が侵入する羽目になる。 完成。よーく見ると手動でガスを追加するホースがつながっていないが、標準モデルにはそんなホースやバルブはない。写真右の四角いディスプレイはCPODの情報を監視するダイブコンピュータM28。これも標準モデルにはない。 注意!バッテリーはそっと丁寧に差し込むこと。勢いよく突っ込むとピンが陥没することがある。